日報王

日報です!

今のところ、これがコツらしい。

 すぐやること。これは後で、とかふとそれに気付いた時にすぐ一歩を踏み出すこと。思ったその場、その瞬間がチャンス。できた時、できなかった時、それぞれあるだろう。できなかった時には、今、先延ばしにしてしまったな、と反省をすれば良い。その反省すらままならなかったのだ。先延ばしにしたな、と認知すること自体に成長がある。

 

 寝巻をきれいに畳む。すべてはそこから始まっている。ここ最近のすぐやるブームは。寝巻きをきれいに収納することよりも、畳むという行為自体 が目的化している。ていねいに時間を使って畳む。その時間が、折り目を正しく生活しようと想うための時間になっている。すぐやる筋力を鍛えている感覚がある。ゴミ拾いはその筋トレとして適しているな、というのは発見だった。ゴミを見つけたら拾って捨てる。見つけたその場で拾い捨てること。その場で実行しようと思うたびすぐやる意識を意識することができる。

 

 先日、今、振り子は行動してみるほうに動き始めている、と書いた。 振り子は振り子だから、当然行動しないほうに動き出す季節もあると予想される。 そうなる前の今のうちから、その季節にもすぐやることができるような仕組みを作らなくてはならない。

 

 思ったらその場で働く。 今のところ、これがコツらしい。


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これは詩か?

 もう詩でいい。いや、詩がいい。日誌ならぬ日詩。 他人に見せるのは恥ずかしい。でもブログには上げちゃう。この矛盾。 結局他人とは知人の誤りか。互いに見知らぬ者同士なら恥ずかしさもあまり無い。少なくともこのノートを共有することに関して言えば。

 

 これは詩か。今までの日報と何が違う?意識が違う。意識だけが違うとも言い換えられる。昨日指先にあまりなじまないなと感じていた新しいボールペンも、すでに違和感があまり無い。慣れは思うよりすぐやってくる。意識を変えることにも慣れる。あきる。枯れる。

 もうこれは詩だ。名乗ってしまっても、誰も異を唱えない。誰も、異を唱えるに、意識をこの詩に払わない。意識は限りある資源。 時間に限りがあるように。限りある資源は大切なことに、大切な人に、大切な時間に大切な使い方をしたい。「興味の無いものへ意識を向ける」ことそれ自体への興味が無い限り皆興味のあるものへ意識を使う。 限りある資源はそういう使い方をされながら枯渇していく。

 

  詩は枯渇しない。限りある意識が詩を創作することに 使われたとしても、詩に限りは無い。使える意識が限られているだけ。 仮に枯れてきたとして、その枯れ具合が詩を創らせる。これは 論理的な説明文。こうだからこうだ。詩のような言い方の対極。

それを対極だ、とする詩への偏見が露わになった。

  

  これは詩か?

 


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今振り子は行動してみるほうに動き始めている。

 久しぶり。元気にしてた?こっちは元気でやってるよ。何が変わったこと? そうだな、とりあえずご覧の通り使うボールペンがジェットストリームからエナージェルに変わったかな。それから新しいお香を試しているよ。今焚いているのは薫玉堂の「北野の紅梅」っていうお香だ。とてもいい香り がしているよ。君にも試してほしい。朝からお香を焚くのも悪くないね。 それが秘書検定3級も無事に受けてきたよ。君が心配していた例 の試験。なんと合格していそうなんだ。驚いたかい?意外となんとか なるものだね。君が安心してくれたらうれしい。

 

 このノートを書かなかった3週間で変わったことも変わっていないことも それぞれある。これからは毎日1%ずつでも新しいことを試していこうと 思うんだ。新しいボールペン。新しいお香、別に新しい物への欲を高めて いくって話じゃない。今までとは別の道、今までと少し違うリズム、初めて 聞く音楽。 初めての聞き方、歩く速度を変えてみる。試して良かったと思うことと悪かったと思うこととあると思う。でもそれらは総じて「良い こと」になると思う。悪かったを差し引いたとしてもだ。

 

 だから試してみるよ。安心して、今はノートを書かなくてもいいよ。それも 新しいことを試していたんだと思える日がきっと来る。すべては振り子のよ うに。今振り子は行動してみるほうに動き始めている。

 


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万全を期せたことがない

 

何をこのノートに書くのか。 ネタのタネをスマホのメモアプリに貯めておけば、今朝のように何を書いて良いか分からなくなることもないのかもしれない。

 

即興性が良いものを生む、とは少なくとも私にとっては幻想である。準備したものが良いものになる。準備こそすべてである。その準備の悪さが今の私の立場を形成してきたのだが。

万全を期せたことがない。準備不足が靴を履いて街を歩いている。それが私である。その靴には穴があいており修理するなり新調するなり、その類いの準備がない。何もする必要が無いと判断した上での用意の無さではない。思考が停止している。その結果として試行錯誤がないのだ。

あまり自分を責めるのは良くない、という言説がある。 しかし、あまりに悲観のない楽観はいかがなものか。楽観も良い塩梅の悲観がブレンドされてこそ、その旨みが引き出されるはず。その旨みを引き出すため、己の準備不足を悲観してみる。 簡単に改善されはしないだろう。 問題の根は深い。あらためてここに記す。

 

万全を期せたことがない。
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ラジオを記録し記憶に残そう

もっとラジオが聞きたい。ならば聞け、以上。 聞きたいのならば聞けば良いではないか。聞く時間が作れないということならば、 時間を作ってまで聞きたいと思える熱量が無い、ということだ。つまり、「もっ とラジオが聞きたい」とは言い換えれば「もっとラジオに傾倒できる熱量が欲しい」ということになる。

 

本当にそうだろうか? たとえ熱が足りずとも、今のままでもうまく付き合 っていきたいのではないだろうか。現状聞いているラジオをより深く味わえるようになるだけでも、生活は豊かになるだろう。味わいが増せば、おのずとラジオを聞く時間も増え、結果的にもっとラジオが聞けているはずではないか。 熱量を上げるために、まずは平熱のままで、味わうことを意識する。

 

そのための方策は何か。ラジオノートを書くことだろう。別冊を作るのが億劫ならば、このノートにそっと一文添えるだけでもかまわない。 あのラジオがおもしろかった。あの人のこの発言が心に残っている。それらを書いて記録するのだ。記録しようと思いながらラジオを聞こう。「味わう」を「よりセンサを働かせて聴く」と解釈し実践してみよう。

 

オードリーのオールナイトニッポンにて、春日引退スピーチを『のびしろ』に乗せて行うくだりがおもしろかった。脳盗令和ロマン回はまだ途中。

 

この程度でかまわない。ラジオを記録し記憶に残そう。


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できることをただやって日々は佳境。

 できることから一つずつやっていこう。これは誰からの助言というわけではない。強いて言えば、本屋で立ち読みした本からの助言。行動力が身に付くという売り文句の本をパラパラとめくると行動力のある人間はできることからやっているとの一節があった。その一 節が今でもこうして自分の中に残っていた。立ち読みを捨てたものではない。できる ことから一つずつやっていこうと意識をすると不安定で不安な心も 落ち着くのを感じる。何からどうすればいいのか分からない整理されていない 状態が心を不安にさせているのだと知る。できることしかできないのだからできることもひとつずつシンプルに片付けていくべきだ。どちらにせよ方法はそれしかなく、ならば心が落ち着く方法をとるべきだと思う。あれこれに目を向けるのではなく、まずは目の前のできることをひとつ、まずする。不安になる事 は一切無い。なぜならそれはできることだから、である。できること をするだけなのだからそれはできる不安に感じることはない。できるかなと 不安は少なくとも無い。このノートを開き日報をボールペンで書いているはずだ。ボールペンで文字が書けるだろうか、という不安はあっただろうか。振り返ってみると、書けて当たり前で不安について 考えもしなかっただろう。ボールベンで一文字一文字一画一画を 書いていくようにできることを一つずつ、ただやっていくだけだ。 できないものはできないのだ。できることはできる。そうやって今日まで暮らしてきたはずであり、これからもできることをただやって日々は佳境。
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血の匂いがスクリーンから4DX

 昨日はキノシネマで「ノースマン 導かれし復讐者」を観た。監督はライトハウスロバートエガース宇野維正氏のトークショー動画がアップされていた。30分ほどのよう。後で見てみよう。アクション大作ということであまり期待できなかったのだけれど、監督がロバートエガースと知り、ただの大作では無さそうだと期待感が高まった。実際に観て、やはりただのアクション大作ではなく、大変満足できた。まず、音がいいと感じた。特別音響の良い映画館で観たというわけではないので、作品自体の録音と、サウンドトラックの質が高かったということだろう。余白のあるトラックと男のうめき声が印象に残っている。

 そしてアニャテイラージョイ。美しかった。クイーンズギャンビットを見返さなくては、と思った。

 自分が惹かれたのは、ただならぬ感じが全編に渡って演出されていたところ。知識が要求される部分も多く、正直映画の中で理解できていない階層が多分にある。(何が分かっていないかさえ分かっていない箇所もあるだろう。)宗教、神話、魔術。それらの要素が(良い意味で)おどろおどろしい演出にて描かれており、その不気味さもあいまって、理解出来なささえ心地良い。増幅される気味悪さがあった。

 画面の中心に対象を置くシーンが何度かあった。そのシーンはおそらく、象徴的な意味を含ませたシーンだったように思うのだが、それもまた印象に残っている。ただ中心に人物を置くだけで、現実ではない世界という感じ、寓話みが増すのだな、と感じた。

 それから、首。よく首が飛んだ。人だけでなく馬の首も。血の匂いがスクリーンから4DX

 

#映画 #日記 #ノースマン #ライトハウス